『NHK 100分 de 名著 オルテガ『大衆の反逆』 2019年 2月』
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そういえば――、あの本のこと、何にも知らずに生きてきた
人類の偉大な遺産である古今東西の“名著”の魅力を、25分番組×4回の1か月100分で、楽しく深く解説。番組の語り手となる作家や研究者が、まるごと1冊を執筆する人気テキストです! 写真や資料も充実。
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■今月のテーマ
リベラルな民主主義を支え導く「真の」保守思想とは?
少数意見を認める寛容さや、個人の理性を超えた先達の良識を重んじる真の保守思想こそが、大衆化社会における民主主義の劣化を防ぐ処方箋となる――。利己的な「大衆社会」の暗部をあぶりだし、合意形成の大切さを説いた、いまこそ読み解かれるべき一冊。
■講師:中島岳志
"その誤謬を含んだ人間という存在が、完成された社会をつくることができるはずがない。常に暫定的であらざるを得ず、一足飛びに高みには到達できない。その認識に立った上で、どこまでも不完全な世の中を何とかやりくりしていくしかないというのが彼の人間観・社会観でした。"